周年事業はチームメイド・デザインで

Kana note

アトリエ・カプリスでは「チーム“で”つくるデザイン。チーム“を”つくるデザイン。」をテーマにした
チームメイド・デザインというメソッドで、パンフレットやロゴマークなどを「みんなでつくる」というアプローチを行っています。

グラフィックデザインの仕事は、クライアントの想いを受けとりカタチにしていきます。
企業の理念や、これから向かう方向など、いろんな視点でお話を伺っていると、私たちだけで聞いているのがもったいないな、と思うこともしばしば。
逆に、現場で起こるアレコレと理想とが少しズレていたり、なんてこともあるかもしれません。
グラフィックデザインはコミュニケーションツールです。
そこで働くみんなの想いを共有しながら、じぶんで語れる、語りたくなる、そういうツールを一緒に作ることができたら…。
チームメイド・デザインが生まれた背景です。

同じ場所で働いていも、みんなで顔を合わせて、目指す方向などを共有できる機会は少ないのではないでしょうか。
周年事業を前にした企業さまからは「みんなでこれからの未来を語る機会を作りたい」と、お声がけいただいています。

伊丹アイフォニックフォールさま
音楽ホールである、伊丹アイフォニックフォールさまでは、開館20周年記念事業として
「伊丹で100日間世界一周」と題した音楽イベントのパンフレットを制作させていただきました。
街まるごとを巻き込んで「音楽、料理、暮らし」をテーマにした一大プロジェクトになりました。
そこに集う人みんなに世界旅行を体験していただける、ワクワクするような旅のしおりをデザインしました。(上記写真)

三重総合文化センターさま
三重総合文化センターで働く人、総勢200名での「20周年記念のシンボルマーク」づくりを行いました。
たくさんの人が働く場所だからこそ、これからは顔を合わせたときに挨拶できる関係づくりを行いたい、というご依頼でした。
働く想いと、これからの未来を語りあう機会です。
センターの警備員の方からは「私が一番はじめにお客さまを向かい入れるという覚悟で、おもてなしをしています」という
仕事上、大切にしている想いを聞いた時は、会場全体が感動ムードに。
こういう方と一緒に働いているんだ、という嬉しさと誇らしい想いが溢れだした瞬間でした。

みんなで「いいとこみっけ」をすると「好き」がふえる。
「好き」がふえたら、周りに少し自慢したくなる。

チームワークとは、ワークをするからチームになるんだ、という話を聞いたことがあります。
周年事業という記念すべき時に、お互いに感謝しあえる機会になれば幸いです。
これからも続く未来のために、「みんなでつくる」体験、いかがでしょうか?

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