明日から、遠隔授業、はじまる。

Gori note

新型コロナウィルス感染拡大予防のため、ずっと始まらなかった学校の授業が、いよいよ明日はじまります。とはいっても教室にみんなを集めるわけにはいかず、学生は自宅での遠隔授業というカタチ。そんなことできるなんて、ホント、すごい社会になりましたなぁ。

ボクが非常勤講師としてお世話になっているのは、国立明石高専と、神戸芸術工科大学の2校。

そのうち明石高専の「造形」の授業が明日からはじまります。でも読んで字のごとく、ほとんどが「手を動かす」授業。今まで毎年定番の授業ですが、遠隔となるといろいろ考え直さなければなりません。また学生によっては通信環境がバラバラで、「データ通信格差」による学習環境のバラツキもあってはならないことです。このコロナの自粛期間は、そんな「遠隔用授業づくり」にずいぶん時間がかかりました。

それにしても高専の1年生ですから、まだ中学を卒業したばかりのピカピカの学生さん!これから5年間の学生生活の、はじめの授業なのですからなかなかボクにとっては重圧です。

「今年の新入生はコロナのせいで可哀想だ」ではなく「今年の新入生はコロナだからこその学びができたね」と、少しでもポジティブな気持ちになる授業をめざします。

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