年賀状の季節。
昔はこの時期がくると「今年はどんな年賀状にしようか」と、いろんなデザインアイデアに頭を巡らせていました。
いも判やプリントごっこなどをつかっていたツワモノ(!?)もいらっしゃるのではないでしょうか。
近頃はさまざまなデザインの「ひな型」があり、自分がデザインを考えなくても、
おしゃれでかわいい年賀状が簡単に送れるようになりました。
忙しい現代人にはピッタリです。
(ちなみに、今年も年賀状の冊子(3冊)に、カプリスの年賀状デザインが掲載されました!上記写真)
さて、よくよく考えてみると年賀状の季節は、お世話になった人を思い出す機会でもあり、
同時に、そんな方たちへの「気もちをカタチにデザインする」数少ない機会でもあります。
昔も今も、年の初めの楽しみの一つである年賀状。
あの人に、この人に「1年のごあいさつ」をデザインしてみませんか?
エゴコロサロンでは、
「2016年・申年の年賀状」をテーマに、
誰でもカンタンに、デザインできる方法にチャレンジしていただきました。
同時に「アイデア発想法」と「デザイン・マインド」について発見していただくプログラムです。
見出す、見立てる、見なす、という行為を経て、できるだけシンプルな「おさるのカタチ」におとしこみます。
これさえつかめば、「おさるに見える」という所を探し出すのもポイント。
そうして、イラストのうまいへたの評価のタガをはずします。
これ、ちょっとしたイラストを描くときのコツでもあるんです。
シンボライズ化した「おさる」をモチーフにまずは手を動かしてみる。
次第に頭も動いてきて、アイデアがどんどん広がってきます。
そのうちに、そこに集うみんなでアイデアをブラッシュアップ“したくなる”んです。じぶんだけの作品に限らず。
年賀状のワクも飛び越えた、アイデア満載の作品がたくさん生まれました。
「つくる」という行為をオープンにすることは、
しぜんに、みんなでアイデアを出し合ったり、みんなで笑い合ったり。
あっという間に仲良くなれるきっかけになるのかも。
そもそも「つくる」ことは、人に備わっている自然な行為なのかもしれません。
ひとりではなく、みんなで「つくる」。
これもまたヨシ。
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