GO-INTO鑑賞法

Kana note

アート鑑賞、個人的には好きに見ればいいんじゃないかな、と思ってはいるのですが、
どうも高尚な気がしてとっつきにくく感じることもしばしば。
みなさんはいかがでしょう?
ただ、「よくわからんしな〜」といってむやみに遠ざかってしまうのは、いささかもったいないようにも思います。

アートの鑑賞法とやらも、色々あるようですがここでご紹介するのは、
新しく(勝手に)開発した、「GO-INTO鑑賞法」です。
なんでもいいので、じぶんの分身に見立てて絵画にかざして鑑賞します。(上記、写真参照)
すると、あら不思議。
その絵の中にじぶんが降り立つような、入り込んでいくような感覚です。
ただ対面で観ていた“引き”の画面から、絵画の中から世界を見渡すことができます。
色の深さを肌で感じたり、描かれた主人公の苦悶の表情に「どうしたの?」と語りかけたくなったり、
もしくは、一緒になってファンタジーの世界で踊ってみたり。
今まで見えていなかった物語が動き出すのです。
小難しいアートの知識はちょっと置いておいて、とにかく絵画の中に入ってみる。
じぶんという分身を使って。
動きを伴うこの鑑賞法が以外な感覚を開いてくれるはずです。
ぜひ、試してみてください。

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この鑑賞法は世界水フォーラムという国際会議において、地球研(総合地球環境学研究所)の環境教育の一環で開発したものです。
地球研が主体となり、所蔵する国連子供環境ポスターを使用して、日本と韓国の中学校それぞれでワークショップが開催されました。

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