アイデアほいほい!?WAKUワクものさし

Kana note

誰でもファッションデザイナーになれちゃう!?テンプレート。
このテンプレートを使えば、あらフシギ。
あっという間に「斬新な!デザイン」が生まれます。

「白地に柄を着色する」という発想から、
「世の中の風景から色柄を抜き出す」という発想に切り替えてみるのです。

方法は、雑誌などにテンプレートをあてながら、「お、これいいな」と思う絵柄が浮かんできたらマーキングして、切り取ればできあがり。
カンタンでしょ。
誰でもあっという間にファッションデザイナーです。

じつはこの方法、以前、親和女子大学の学生たちと、靴のファッションブランド「Hina KAGURA」さんとの
共同開発を行うにあたり編み出した!?アイデア発想のひとつです。
プロジェクトメンバーは文学部・総合文化学科の面々なので、デザインを専門的に学んでいる学生ではありません。
実際に商品として店頭に並ぶ靴を開発するわけですから、市場調査やコンセプト立案など、やるべきことは多々ありますが、
デザイン経験を積んでいない学生たちには、とにかくたくさんアイデアを出して欲しい。
可能性を広げるためにも意味や理屈から離れたところで、感性を働かせることも大切です。
そこで、このテンプレートで地獄の靴デザイン100案です!
実際に生まれた商品はこちら。

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アトリエ・カプリスではこういったカンタンな道具をたくさんデザインしています。
商品開発の場や学びの場などで、いかに誰もが無理なく表現できるかを模索しているのです。
とくにチームで仕事をする場合などでは、表現しなければはじまりません。
アイデア出しが苦手、人と話すのが苦手、そんな苦手を、道具が軽くしてくれることが往々にしてあるのです。
「チカラが足りない」とじぶんに執着するよりも、道具に頼って「じぶんという枠」から一旦離れてみれば、
いとも簡単に違う景色が見えたり、思いもよらないアイデアが生まれます。

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もちろん子どもたちでも使えるので、
応用編で、「お魚図鑑」を作ってみるなど、遊びながら「色んな視点を発見するチカラ」を養えます。

なんてことない道具が潜在的なチカラを引き出したり、導いてくれたり、育ててくれたりもするのです。

ちなみに、これまでのツールデザインについては以下のサイトからもご覧いただけます。
心と身体がゆりうごくツールのチカラ「Active tool design」
https://active-tool-design.tumblr.com/

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