おかげさま絵巻

Kana note
おかげさまてぬぐい

落語家、桂文華30周年記念「おかげさま絵巻」!
落語家人生30年を綴った、てぬぐいを制作させていただきました。
これまで、これからのお話をじっくり伺いながら、
その場で「デザイン図解」で可視化し、てぬぐいとして完成させました。
振り返りの時間を共有させてもらえることが、何より贅沢な時間でした。

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桂文華師匠は落語の色々な側面が普段の仕事にも役立つのではということで、
一般にも、落語体験できる機会をつくり活動されています。
30年を振り返るエピソードでは文華師匠の師匠である、
5代目桂文枝師匠とのお話は印象的で
入門されたとき、落語家として舞台に立つとき、名前をもらうとき、
そして師匠がお亡くなりになるときまで、愛情深く語ってくださいました。
師匠と弟子という関係が羨ましく感じるほどでした。
ご自身も落語家として、たくさん受賞されているので、そのあたりのお話もと思ったのですが、
賞うんぬんの話よりも、文枝師匠や落語家仲間とのお話をたくさん語ってくださったので
それをそのまま、てぬぐいに反映させることにしました。
ゆるくてあったかい、文華師匠のお人柄が表現されたかなぁ。

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てぬぐいは「おかげさま絵巻」と名づけました。
文華師匠のお話を伺っていると、自然とそんな名前が付いていた、といったほうがいいかもしれません。
色んな人との出会いが今のじぶんをつくっている、
当たり前だけど、そのことに感謝できる機会が周年記念なのかも、と気づかせてもらえました。

落語は、歴史を受け継ぎながら今につながっている芸能です。
演じる人が変わればその噺の様相も変わりますが、誰がやってもよくって個性をそのまま受け入れてしまう。
誰のものでもあって、誰のものでもない、なんだか懐が深い。
いつだって、いつの時代だって「おもしろい」から、時代をこえてきて、これからもこえていくのでしょうね。
噺そのもののクオリティの高さにも驚きますが、
「つづく」「つづいている」「つづけている」って、尊いことです。

アトリエ・カプリスでは、これをきっかけに改めて周年記念のサービスを考えたいと思っています。
周年「つづいた」そしてこれからも「つづく」ために、
「これまでとこれから」について、じっくり想いを馳せる時間を持つ、
その時の想いを、積み重ねてきたものをアウトプットしておく、そんなサービスです。
とはいえ、そんなに大げさではなく
「これまで面白かったね〜」「これからも面白そうだね〜」っていえるような
そんな時間を皆さんと共有できれば嬉しいです。

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